急速な企業の成長に伴い新たなバックアップソリューションの利用を促進

大手のオンライン小売業者との協力関係を確保した後、ノートパソコンのハードドライブにエラーが生じるまで、すべては計画通りに進んでいるように見えました。しかし、同社は重要なデータをリストアするのにまる2日間かかりました。この出来事によってIT スタッフ間の心配が高まりました。チームをやる気にさせ、企業のバックアップ及びリカバリ機能を急速に強化しました。
「見込めるソリューションの条件には、Windowsクライアント30台、rMacクライアント16台のバックアップ及びリカバリが可能なことが含まれます。」とLewisは語ります。「我々にはプラットフォームとさまざまなアプリケーションの両方がバックアップできるソリューションが必要でした。」
同僚と選択肢について検討した後、Lewisはオープンソースソフトウェア技術をリサーチしました。そしてLewisはZmandaのAmanda Enterpriseを見つけ出しました。Amanda EnterpriseはWindowsやMacクライアントといった異機種環境にあるシステムやアプリケーションの中央集権型のバックアップを提供します。
「ZmandaサービスエンジニアはDell PowerEdge 2970 RAIアレイをAmanda Enterprise Backup Serverとして動作するように構成しました。また、バックアップサーバからテープへダンプするためにDell PowerVault 124T テープオートローダーを設定しました。」
ZmandaエンジニアとLewisはMacクライアントとWindowsクライアント上でテストを実施しました。このテストから、特定のMacのファイル形式がAmandaのMacクライアントと互換性の問題があることが分かりました。 1週間以内に、Zmandaのテクニカルサポートはこの問題を改善しました。
Amanda Enterpriseは環境を分析し、バックアップの負荷を分散し、さらに管理者が保存領域の空きを明確に把握できるルーティンを考え出します。このことにより、管理者は追加のハードウェアが必要かどうか判断することができます。
「ネットワークパフォーマンスに悪影響を及ぼすことなく、バックアップシステムにクライアント数を増やすことが可能です。」とLewisは語ります。
それでも、Lewisは、ユーザが企業のマシンを利用する方針により、バックアップの所要時間及び必要なデータ記憶容量を削減するとこを分かっています。多くの組織と同じように、PowerReviewsは、従業員のPCに保管されたデータに関してのユーザ運用指針の作成を検討します。Lewisは、中にはPCに保管するデータに気を使っている従業員もいるし、企業のPCに保管不可能なデータまたは可能なものについて何も言われたくない従業員もいると言います。Amanda Enterpriseには柔軟性があり、MP3といった特定のファイル形式を除外することが可能です。Lewisに必要に応じてストレージ使用量及びバックアップ時間を削減する機能を提供します。
「5月にAmanda Enterpriseのインストールを行い、Windows 及び Mac のリストアをテストしました。」とLewisは述べました。「今では自信を持ってバックアップできます。」